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福島公演「結花(ゆいばな)」のお知らせ
- 2017/09/03(日) 20:16:00
福ちゃんプロジェクト
福ちゃん募金にご協力くださったみなさまへ 追記しました11/3
- 2016/10/07(金) 22:57:00
本年度もやさしく温かいお気持ありがとうございました。福島のみなさまにみなさまのお気持ちをお届けします。大切に使わせていただきます。
又、今年度の活動を報告させていただきます。
2016.9/30現在
募金して下さった皆様はもちろんの事、呼びかける場を与えて下さった、「道じゅねー」の潮風、鶴見沖縄県人会のみなさま、いきいき福祉会ラポールの関係者のみなさまに感謝しております。ありがとうございます。
今までの活動報告 ※詳しくは、過去の鶴之会のブログをご覧ください
2015年
・8/15 鶴之会「温習会」で趣旨説明と募金の呼びかけ
・8/23 「道じゅねー」で募金の呼びかけ
・9/22.23 北幹線第1の仮設住宅での交流
2016年
・3/26 いきいき福祉会ラポール藤沢老人ホーム交流会
・7/30 いきいき福祉会ラポール三ッ沢老人ホーム交流会
・8/7 いきいき福祉会ラポール三ッ沢老人ホームお祭り参加募金お願い
・8/27 道じゅねーでの報告と募金のお願い
・8.28 いきいき福祉会ラポール三ッ沢老人ホームお祭り参加募金お願い
・9/17.18 笹谷東の仮設住宅での交流
・11/19 いきいき福祉会ラポール主催 3.11復興支援祭参加
2017年
9 /17 本公演 財団法人 福島氏振興協会 「福島テルサ」福島市上町4-25
主に仮設で交流した浪江の方を中心に福島の方々に結花(ゆいばな)
をテーマに交流します。皆さんもご一緒に福島に行きませんか。
募金は、現金でお渡しするのではなく、福島の仮設住宅の方との交流に使わせていただいています。
主な支出
・福ちゃんの材料費(福ちゃんを仮設のみなさん1軒1軒回りお渡しして、皆様の募金の支えで島に来ていることをお伝えしています)
・交通費補助
・サーターアンダーギー代、(仮設のみなさんへのプレゼント)
・印刷代など
・残金は、今後の福島交流のために使わせていただきます
(福ちゃんは、沖縄の柄の布で製作されています。-福ちゃんを持つ人が笑顔になれますように。福ちゃんの「福」は福島の「福」・・・「福」がみなさんに訪れますように・・・福島を忘れないーという願いがこめられています)
福ちゃんの製作部隊・・美濃輪せい子 塚田真帆 新妻紀美子 岡本優子 仲間郁子 西村のり子 田嶋靖代 仲宗根初枝 芦垣琉南 芦垣加那 斎藤理江 野口春江 堀口千恵子 松下富恵 前田裕美 仲間明鶴 宮崎好子(※ 美濃輪さんは、なんとおひとりで約1000個作ってくださいました!)
福島笹谷東仮設住宅交流会の報告
昨年に引き続き福島市内にある、浪江町から避難してきた人たちが住んでいる仮設住宅、笹谷東に行ってきました。その報告をいたします。
・9月17日
13:00 公演・交流会開始
交流会は、屋内の集会所で行い、30名ほどの方が参加して下さいました。
はじめに、自治会長さんご挨拶いただきました。
・公 演(1時間):踊りと歌(約30分)
1.「四ツ竹」
2.「貫花」
3.歌「安里屋ユンタ」
4.「谷茶前」
5.「黒島口説」
・交 流(1時間):
参加して下さった方たちに「四つ竹」衣装の着付けをして写真撮影を行いました。
また、三線にも触れてもらいました。
途中大雨のため、急いで洗濯物を取り込みに帰られた方もいらっしゃいましたが、予定通り交流会を終了できました。
今回は、参加者の方たちといろいろなお話をすることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
2時間の公演・交流会終了後、昨年訪問した北幹線第一仮設住宅にサーターアンダギーを持って行きました。残念ながら、数名の方にしかお会いできませんでしたが、昨年のことを覚えていて下さって、大変うれしかったです。
・9月18日
あいにく朝から激しい雨。昨年も行った富岡町に寄り、現在の状況を見て来ました(写真をご覧ください)。
昼過ぎ宝鏡寺の早川住職より、原子力発電所設置を巡る現在に至るまでのお話を聞きそのあとで私たちからの疑問などにお応えしていただきました。
今回の参加者は11名で、その中には、小学生1名、中学生1名もいたため、分かりやすい説明と資料を準備して下さいました。ご住職には、心より感謝申し上げます。
仮設住宅を訪問し、交流会のチラシと「福ちゃん」を配る、沼崎先生と前泊さん。
楽しそうにチラシと福ちゃんを配る並里さんと芦垣さん。
緋鶴先生の「四つ竹」
「貫花」を踊る詩鶴先生と鶴香先生
中学生の琉南さん、小学生の加那さんの「谷茶前」
4人でにぎやかに「黒島口説」を踊りました。
間近で三線を見てもらい、聞いてもらいました。
三線を弾いていただく
6号線の歩道橋に掛けられていた手
元富岡駅前の放射線量計
宝鏡寺早川住職(右側)のお話を伺った後、住職を囲んでの一問一答。
参加者の感想
・とても素晴らしい体験ができて良かったです。
・一番困っている老人の参加が少なかったのは残念。
・仮設住宅の方が思ったより明るくて、驚きました。
・お話好きの中年の方が「いろんなことに顔を出す人は、同じ人ばかり、まだ元気がある方。大変なことはいっぱいあるけど前向いて過ごしていかないと」と明るく話してくれましたが、本当は明るく元気にと自分に言い聞かせ、周りを元気にしようとしているのではないかなと、少し心配になりました。
・昨年訪問した仮設住宅北幹線第1にもおじゃましましたが、昨年の事を覚えていてくださって福ちゃんも持っていると見せていただきとてもうれしかったです。来年は仮設住宅が閉鎖する方針で、復興住宅に行かれる方や、まだ、決まっていない方など様々ですが、何処に行っても高齢でまた新しい人間関係を作るのは本当に大変だと思いました。それでも、明るく接していただき、元気をいただきました。雨の中でしたが、宝鏡寺の住職のお話を伺い、富岡町に行くことができ、実際に現地に行くことの大切さを改めて感じました。多くの方に、伝えたいです。
・改めて、「自分たちの生まれ育った土地がけがされた」という避難民の心の声を聴いた気がする。
・芸能を通じて福島の方たちとつながっていく。生きていく力が芸能から生まれると思います。伝承していく若い人が町に居ないのはとても悲しいことだと思った。
・運転手の方、ご苦労様でした。海岸沿いの住人のいない家を見て、鳥肌が立ちました。当時のもっとひどい状態は想像できません。今後、どこかで起こることの無いよう願うだけです。
・宝鏡寺の話はいろいろ勉強になり、改めて考えることもありました。
・宝鏡寺での話が印象的で、原発についてリアルな話が聞けて良かったです。
・福島原発の歴史・現状を知ることができて良かった。私たちにできる事。原発に頼らないエネルギーを選ぶ。自動販売機で買い物しない事。自販機がなくなると原発2基は稼働しなくて良いのはビックリ。
・宝鏡寺の住職は、長い年月にわたって原発反対運動を行ってきた人だけに、一言一言に説得力があった。また、僧職にあるせいか、このような人にありがちな独善的な物言いがなく、とても好感が持てた。
・宝鏡寺の住職の話は、わたしたちの要望に応じて下さり、原発設置時の闘いの歴史、設置後の町村の状況、原発事故後の様子などをわかりやすく説明して下さり理解することができ、とてもよかった。
・「あれほど危険で、現時点で人間の力では制御できない原発を再稼働し、推進する政府、東電を相手に最高裁まで戦ってきたが敗訴した。人権も憲法もない日本、それでも訴えていかなければならない」という強い信念で活動されている住職のお話を聞いて涙が出ました。
・福島の復興状況は5年半たってもあまり変わらず、除染された黒い袋が山積している姿は異様であり恐ろしくもあり、町に戻れる状況にはないように思いました。福島の被災状況を知るには、その場に行って自分の目で見て確かめることも大事だという事を、昨年行った時以上に強く感じました。
福島報告第二弾
- 2015/10/22(木) 22:29:27
福島の仮設住宅「北幹線第1」との交流は、写真でご報告しましたが、第2弾として参加者の感想を乗せたいと思います。14名で3台の車に乗り、連休で交通渋滞のため走行時間は14時間、帰りは24時ハードなスケジュールでしたが、おかげさまで無事乗り切り元気に行って、疲れは残っても達成感をもって帰ってきました。この貴重な体験ができましたのも、募金をしてくださった多くの方々、福ちゃんを作ってくださった方々、シートややかんなどを貸してくださった沖鶴県人会の方、などたくさんの方々のご厚意に支えられていました。改めてみなさまに感謝したいと思います。
感想
・まったく想像できないままに福島に行きました。富岡に行ったときは衝撃をうけました。4年もたっているのにという気持ちと、4年前はもっとひどかったのではないかと思うと悲しくなりました。仮設住宅でおばあちゃんが「待ってました」と最初に声をかけてくれた時は、嬉しくて涙が出そうになりました。逆に元気をもらいました。とても温かい人がたくさんいて、本当にいって良かったと思いました
・もっとたくさんの人に福島の状況や人の温かさを知ってもらいたいと思いました。自然の力は本当に恐ろしい。2年後に向けてもっともっと福島を知り、少しでも元気になってもらうためにまた交流を深めていけたらと思います。いろいろなことにみなさんが興味を持ち、福島公演に向けて頑張って行けたら良いと思います。
・交流会の参加を呼びかけて仮設住宅を回った時に4年半もすぎて空き家も多く、呼びかけに応じて下ったのは女性が多く男性は出てこなかった
・琉装の着付けの時に体験で「浪江に帰ることがあるのですか」と聞くと「なにもかもなくなってしまったから帰れない。でも、明日はお彼岸だから墓参りに行くんだ・・・」返す言葉がありませんでした
・ボランティアの学生さん ピアノ大好き、三線も覚えたいと元気な彼は北海道出身。卒業したらどうするのと聞くと「福島で就職を決めました。福島に永住してずっと福島を見つめ忘れないようにしていきたい!家族や友人の期待を裏切ってしまったけど、僕の祖先は会津の士族みたいなので戻って来たってことですかね」明るく言っていた事に胸が熱くなりました
・富岡町で「東日本大震災慰霊の碑」をきれいに掃除して、新しいお花を供えている方「に碑は誰が建てたのですか」って聞いたら「僕です」と言って周りの状況を説明してくれました。除草用の道具を乗せた車には、大中小のステッカー「富岡は負けん」って貼ってあったのがとても印象的でした。
福島市北幹線第一仮設住宅での沖縄芸能交流会
- 2015/10/01(木) 22:51:35
9月21日(月)
10時 鶴見駅集合
10時15分 「おきつる会館」前を出発
岡本号 5人 (岡本・沼崎・前泊・明鶴・由莉亜)
塚田号 4人 (塚田・松下・宮良・新妻)
喜屋武号 5人 (喜屋武・並里・野原・清鶴・鶴香)
首都高速「横羽線」の「汐入」から「常磐道」に入り、「広野」で「国道6号線」におり、楢葉町、富岡町、双葉町、
浪江町を経て再び「常磐道」へ。「新地」で降り、山道を経て伊達市に入り「カッパ王国」泊。
富岡町では、「富岡駅」の駅舎跡を見る。駅前の建物は、津波と地震で倒壊したまま放置されていた。
慰霊碑とその建立者
富岡駅付近除染された黒い袋の山
富岡駅前当時のまま放置された家屋
富岡駅前津波で倒壊した家屋と車
富岡駅前の放射線量計
守谷サービスエリア全員集合
みんなが泊まったカッパ王国
9月22日(火)
9時半、福島市飯坂町平野字早川原の北幹線第一仮設住宅に到着。
午前中、福島大学の学生さんたちが、集会所前の広場で「浪江焼そば」を作って、仮設住宅の人たちや私たちにふる
まってくれました。
13時より、集会所前の駐車場で交流会を開始。沖縄のお菓子サーターアンダギーを配り、さんぴん茶を飲んでもらい
ながら、沖縄の歌と踊りを楽しんでいただきました。
15時、交流会終了。終了後、仮設住宅の集会所で福島大学の学生さんたちの話を聞くことができました。
4時半、仮設住宅出発。「東北自動車道」を経て、11時半、鶴見着。
福ちゃんを配りながら交流会へのお誘い
福ちゃんを配ってきました
琉装の着付け
会場と浪江焼そばの準備をする福島大学生
交流会の始まり千鶴先生のご挨拶
笛で「月ぬ美しゃ」沖縄福島照らしょうり
四ツ竹
三線を弾いてみよう
貫花
安里屋ユンタを踊る
谷茶前
みんなで歌った「花」
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